信用は、情報の購入と「お布施」にどこまで影響するのか。
同じ内容の記事でも、作者紹介・レビュー・編集工程があれば買いたくなるのか。あるいは、財布の余裕や支援する習慣の方が大きいのか。8体のBOTを対照ペアに分け、仮説と計算式を公開して比較する。
式に「信用があると購入しやすい」を入れたら、信用の影響が現れる。それ自体は新しい発見ではない。
条件を固定して特定の変数だけ替え、差が出る場所・出ない場所とその理由を探す。BOTは実在する購入者の標本ではない。
外部の消費者調査、出版社・noteの実売データ、信用スコアの妥当性検証は本ページに含んでいません。100 Seedは100人ではなく、同じ8体の判断を小さく揺らした100回の反復です。
記事の中身と価格が同じでも、紹介・レビュー・編集の表示で購入判断は分かれるか。信用の重みを0にした場合と比較。
価値観が同じA(350円)とB(40万円)の違いは、500円の購入可否にどれだけ表れるか。価格を変えた場合も観測。
同じ財布でも、作者情報を信用するDと警戒するCの判断は変わるか。作者紹介ありの条件を対照比較。
読者レビュー重視Eと編集重視Fでは、信用の手がかりの選び方で購入先が変わるか。
GとHは購入条件は同じ。支援習慣だけが違えば、無料閲覧後の300円支援は分かれるか。
note・電子書籍モードは媒体・プラットフォーム・出版社表示などが一緒に変わるため、信用だけの因果効果とは区別する。
全BOTに共通の設定です。実行ボタンを押すまで結果は表示されません。
同じ8体を100 Seedで観察した値。標本調査ではありません。
文章の品質・内容、BOTの性格(比較対象の一軸以外)、各Seedの小さな揺らぎ、同じ世界線内の価格を固定。条件間で同じ揺らぎを使う。
実社会の所得分布、著者の評判形成、信頼の学習、返金、出版物の所有感、課金継続、税金、紙の流通費用など。
期待価値、関心、好奇心、補正後の信用、価格、倹約、慎重さ、残額と小さな揺らぎを合算した判定点が0超で、残額が価格以上なら購入。
「無料で読了した別の世界線」で300円を支援するか判断。購入と同時の支払いではない。支援習慣や作者への親近感に左右される。
購入点=(90+850×関心+110×好奇心)×(0.57+0.006×補正後信用) −価格×(0.65+0.8×倹約傾向) −1.9×慎重さ×(100−補正後信用) −95×価格÷(自由残額+50) +小さなゆらぎ。
支援点=−250+250×関心+200×支援習慣+100×作者への親近感+1.1×(補正後信用−50) −300×(0.18+0.65×倹約傾向) −105×300÷(自由残額+50) +小さなゆらぎ。
補正後信用=50+(信用見積もり−50)×信用の重み/100。Seedの揺らぎは各対照ペア内で共通。信用0%では4つの売り場で同じ補正後信用になる。
参照実装:No.24 シミュレーション。この研究ページの検証では同じBOT定義・判定式を使用しています。
同じ文章に対して信用の手がかりが購入に影響するかは、この架空モデルで検討できる。一方、現実の本とnoteの違いには、著者の実績、編集への期待、所有感、可読性、販売元の保証などが混在する。本実験が確かめたのは「こういうルールなら何が起きるか」であり、現実の因果ではない。
実際の購入行動を調べるなら、同一文章・同一価格・同一購入方法で作者情報だけを変える調査設計と、実測データが必要になる。
面白かった実験が1つでもあった人向け。はてな日和は全ページ無料のまま、OFUSEから任意で研究費を投げられます。
支援しなくても、閲覧できる内容や研究結果は変わりません。