EXPERIMENT No.17 / RESEARCH MODE

成果と報酬の接続が切れると、
行動はどう変わる?

同一BOT・同一ショックで比較。さらに15年後に公平へ戻す世界、軽度・重度、Placeboを走らせます。

BOT TRAITS

同じ300体でも、反応速度は同じではない

基礎能力
成果の出しやすさ。
行動意欲
行動投入の出発点。
切替力
挑戦へ移りやすい傾向。
気づきやすさ
観測した結果を報酬期待へ反映する速さ。

公平世界と報われにくい世界のペアは、これらの特性が完全に同一です。気づきやすさは知能ではなく更新速度で、低いBOTは「成果が返ってこない」観測が続いても期待を変えるのが遅くなります。

PRE-REGISTERED HYPOTHESES

先に見るポイントを固定

H1 未判定
H2 未判定
H3 未判定
H4 未判定
H5 未判定
H6 未判定
RUN

30年×複数条件

No.16 × No.17 / INTERPRETATION

結果差を、そのまま「本人差」と読まない

No.16では同一traitsのBOTに機会差だけを与え、No.17では同一BOTに報酬ルール差だけを与えています。したがって、この2実験で観測された差は、少なくともモデル内では開始時の能力差を原因にできません。

研究メモ:
「結果が違う」ことと、「中身が違う」ことは同じではない。
結果から本人の能力・性格・行動投入を逆算すると、環境差や履歴差を本人差として誤読する可能性があります。
LAB CONVERSATION / NOT A HYPOTHESIS

会話ネタ:神様を信じたところで、投入した分は自動精算される?

これは宗教の真偽を検証する項目ではありません。モデルから直接言えるのは、投入・成果・報酬を自動で一致させるルールを入れない限り、一致は保証されないということだけです。

「世界は公平」と仮定しなければ、公平は自動では発生しない。
なら、公平を望む社会では、制度・ルール・保障・再挑戦の仕組みを人為的に置く必要があるのではないか。—— という雑談の入口。

この欄は仮説判定や研究結果ではなく、No.16 / No.17を見たあとに出てきた研究室の会話ネタとして分離しています。

MODEL BOUNDARY

「学習性無力感」の人間実験ではない

BOTは過去の成果・報酬・失敗の観測から「次もやる価値」を更新するだけです。内部変数の effort は画面上では「行動投入」と呼び、道徳的な努力や苦労とは分けます。H1〜H4はモデル内比較、H5は回復の遅れ、H6はPlaceboの内部整合性です。

EASY MODE / FOR EVERYONE

🧒 小学生でもわかる解説

何をくらべてるの?
同じ成果を出しても、報酬や評価が返りにくい世界でBOTの行動がどう変わるか見ます。
超かんたんに言うと:
何回やっても返ってこないと、「次もやる価値ある?」という期待が下がります。すると挑戦や行動が減ることがあります。ただし、気づく速さはBOTによって違います。

ここだけ注意: 「やらない人は必ず過去に報われなかった」という意味ではありません。このモデルでは、期待の学習が行動へどうつながるかを見ます。

難しい数字や研究用語が分からなくても、まずここだけ読めば「この実験で何を見ているか」が分かるようにしています。

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