EXPERIMENT No.11 / RESEARCH MODE

悪条件の連鎖は、
どこで切れる?

同じ300BOT・同じSeedを使い、地獄プリセットから1条件だけ変えます。目的は「現実の政策ランキング」ではなく、このモデルの中で何が選択肢を削っているかを確認することです。

MODEL QUESTION

何を見る?

脱出率
6か月以上の余力・健康・安定就業・低負債・選択肢4個以上が残る人数。
固着+危機率
負債・健康悪化・選択肢減少が重なり、動きにくくなった人数。
選択肢
転職・学習・引越し・投資・休息の5つがどれだけ残るか。投資資産は75%を換金可能として余力に数えます。

重要:改善条件は現実社会の政策効果ではありません。係数を変えたときに、このゲームの結果がどれだけ動くかを見る感度分析です。

BOT PROFILES

300BOTは、どんな人たち?

300人には同じ5つの行動パターンを60人ずつ割り当てています。性格診断ではなく、同じ環境でも「どう動くか」を比較するための行動ルールです。能力・健康・家庭支援などの初期条件はBOTごとに違います。

🌊 なりゆき型
学習・貯蓄・方向転換をあまり意識しない。流れのまま進みやすい。
🧱 堅実型
無理しすぎず、学習・貯蓄・リスク対策を続ける。大崩れを避ける動き。
🚀 行動型
努力・学習・転職や方向転換を積極的に増やす。動いて機会を取りにいく。
🦥 省エネ選別型
努力量は少なめ。合わない場所を早めに切り、残った選択肢から勝ち筋を選ぶ。
🔥 がむしゃら型
努力量を大きくして押し切る。合わない環境でも粘りやすく、方向転換は少なめ。
研究で見ること:
「どのタイプが最強か」だけではなく、同じ行動タイプでも環境が変わると結果がどこまで変わるかを観察します。
SAME 300 BOTS

同じ300人で条件だけ変える

TAKEAWAY

この実験から見るポイント

この結果からわかること

悪条件は単独ではなく、現金不足 → 動けない → 合わない仕事に残る → 健康悪化 → さらに動けないのように次の選択肢へ連鎖します。だから最後の資産額だけでなく、途中で「やり直せる余地」が消える過程を見る必要があります。

つまりどういうことか

このモデルでの「地獄」は、貧しいことそのものより、失敗したときに別ルートへ移れなくなることです。どれか1つの条件を変えて結果が大きく動くなら、その条件がこのモデルの罠を強めていた、と読めます。
MODEL BOUNDARY

現実へそのまま持ち出さない

このモデルは外部統計から現実の脱出率を推定していません。「初期現金を増やせば現実で何%改善する」「保障が最も優れた政策だ」といった結論には使えません。あくまで、設定した因果ルールの中で悪条件の連鎖と再起可能性を観察するサンドボックスです。

EASY MODE / FOR EVERYONE

🧒 小学生でもわかる解説

何をくらべてるの?
お金・仕事・家賃・教育・保障などの悪い条件が重なったとき、30年で何が連鎖するか見ます。
超かんたんに言うと:
つらいのは「最初にお金が少ない」だけではありません。お金がない→動けない→合わない場所に残る→健康が落ちる→もっと動けない、のように悪いことが次の悪いことを呼ぶのがポイントです。

ここだけ注意: 現実の貧困家庭の将来を決めつける模型ではありません。悪条件がどう連鎖するかを見るための模型です。

難しい数字や研究用語が分からなくても、まずここだけ読めば「この実験で何を見ているか」が分かるようにしています。

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